気仙沼での炊き出し報告/改
2011/05/28

みなさんこんばんは。

先週の今頃は最終準備中でした。
車3台の予定が荷物が乗り切らず急遽4台に。
先週の土曜の夜中に原宿を出発し
気仙沼に着いたのは朝8時過ぎでした。

僕達が向かったのは気仙沼市立面瀬中学校。
近隣も含め約300人程の人達が避難生活を送っています。

僕は先々週の仙台市宮城野区、名取市周辺に続き
被災地へ行くのは2度目です。

今回は炊き出しという事で
ハンバーガー250個分
チーズバーガー70個分
骨付きフライドチキン300本
フレンチフライ35kg
コーンスープ65リットル
アイスクリーム10リットル
ホットコーヒー50リットル
コーラ瓶192本
烏龍茶瓶72本
オレンジジュース72本
お菓子類4ケース
食器(皿類)
アンパンマンジュース
折り紙
マンガ
パン
などなど。

総勢12名の仲間達と共に気仙沼へ。

現地に着き、津波の爪痕を目の当たりにした時は
一同絶句してしまいました。悲惨過ぎる・・・
2ヶ月以上経ってずいぶん片付いて来たと
おっしゃる方もいましたが・・・

道路は通れるようになり新しい電信柱も建ち
ガレキも所々まとめられてはいましたが
まだ手つかずの所もあるとの事で
言葉はうまく出ず、自然と涙があふれてきました。

避難所に着くと校庭には仮設住宅が完成間近でした。

荷物を降ろし準備を進め10時半頃から調理開始。
同時にバーガー以外も配り続け気づけば3時半。

バーガーを焼き、みなさんに渡しながら
いろいろな事を感じ、いろいろな事を考えました。

ひとつの避難所にもそれぞれ状況や立場の違いがあり
考え方や、気持ちも様々だという事も感じました。

中学生の男の子は
『このハンバーガすげー!何でココに来たの?』
『ココに来てていいの?もっとヒドイとこあるよ。』
と・・・
自分も被災し、住んでいた家や町すべて、
大切な人や物を沢山失っているのにです。
感心すると同時に悲しすぎて・・・
こんな状況でまだ他に気を配れる子供たち。
優しくて強い大人になってくれると思います。


何枚か写真を撮ったのでそこから抜粋して
アップする事にしました。

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炊き出しを終え片付けをし、さあ帰ろうと思っていた時
『みなさんこちらへ』と、
体育館の中に招き入れて頂きました。

ずっと外にいた僕達は体育館の中の様子は見ていませんでした。
中に入ったとたん、皆さんの状況、表情、雰囲気、
津波にやられてしまった町の風景が一気に頭を駆け巡って
制御出来なくなってしまいました。
『代表で挨拶を』と言われ
元気いっぱいに明るくいこうと思ったのですが
言葉がつまり、涙があふれ・・・本当にごめんなさい。

辛く大変なのは僕達じゃないのに・・・

次合う時は笑顔いっぱいでいきます!!

今回、印象的だったのは子供達の笑顔です。
すごく大変で辛いはずなのに。
逆に沢山の元気をもらっちゃいました。

大人達はそれぞれで、
強く前を向いている人、まだな人。
周りを気遣う人、そうでない人。

共通しているのは皆さん必死だという事。
突然の大災害から2ヶ月と少し。
まだまだ、復興までの道のりは長いと思います。

来月から徐々に仮設住宅へ入居が始まるそうで
季節も移り変わっていきます。
また、状況が変わってくるんだろうなと思います。

必要な物資、支援の仕方も変わってくるんだと思います。
今回も少し持っていきましたが、食器類等も
これから沢山必要になってくるみたいです。

食料や物も、もちろん必要だと思いますが
特に子供達と接して感じた事は
僕達が行き、楽しく一緒になって遊ぶ。
そんな簡単な事で子供達は元気になる。
そして僕達も元気になる。
大人達とも、お話を聞いたり、僕らの話をしたり。
それで、気分転換をしてもらえる。

もちろん各種ボランティアや沢山のお金や物資も必要です。
でも、難しく考えないでちょっとした事でも
いま僕達に出来る事はある。

大きな視野での支援、狭い視野での支援
両方が必要なんだなと思いました。

少しの時間だったのに、別れは寂しいです。
特に子供達の素直じゃない表情の裏側にグッと来ました。

また会いに来ると約束しました。
約束は守ります。

そして、他の所へも僕達に出来る事をしに行きたいです。

帰って来て、日常に戻り複雑な気持ちが常にあります。
でも、東京は頑張ってくれと言って頂きました。
日々頑張っていこうと思います!

今回参加したメンバーは、何度も何度も

『行けて良かった』『また行こう』

と、皆が言っています。

周りの人達には、

『次回参加したいです』

と言って頂きます。

もちろんよろしくお願いします!

でも、僕らと一緒に行かなくても
それぞれ、時間を作り行って来ればいいと思うんです。

もちろん一緒に行ければ嬉しいですが。

新幹線も、高速道路も繋がっています。
気仙沼じゃ無くてもいいんです。

誤解を招くかもしれませんが、
とりあえず行けばいいと思います。

あの状況を直接目に焼き付けて、忘れない。
それだけでも色々なものが変わると思います。
そして次は具体的に行動もしやすくなると思います。

被災者の方も言ってました

『この状況を多くの人に伝えて欲しい』と。

時間をつくり現地の迷惑にならないようにし
元気を届けに行ってみて下さい。

僕達も改めて、出来る事を少しづつでも
継続的にやっていこうと思いました。

帰りに、気仙沼名産のフカヒレスープを頂きました。
こんな状況なのに、お土産を下さる心遣いには驚きます。
東京では一時期、買い占めや買いだめに必死な人達がいましたね。
恥ずかしいですよ、本当に。
このフカヒレスープには気仙沼の魂がこもってると思います。
長い時間がかかると思うけど、復興に向かって少しずつでも
いい状況になっていく事を願います。
また、その手助けをしていければと思います。

今回、色々なカタチで関わって下さった
全ての方々に深く感謝を致します。
本当にありがとうございました。

ATSUSHI


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